日本で見えたオーロラの話
テレビで、アラスカのオーロラの実写録画が放映され、その神秘的な美しさに魅せられた人は多いと思います。
是非見たいといって、アラスカ・ツアーに参加してみたら、なんと7月で、夜が2時間くらいしかなくそれに白夜で、まったく見られないで帰ってきたという笑い話みたいな話もききました。
スペースシャトルでは、日本の宇宙科学研究所の大林辰蔵博士が開発した人工オーロラ実験装置で、霞子ビームを大気中に打ちこんで、入工のオーロラをつくろうという計画があります。
果して、日本の上空にオーロラができるかどうか、地上から見ることが可能かどうか興味深い実験ですが・・・
残念ながら天然自然のオーロラは、私たちの住む日本の上空ではほとんど現われないことになっています。
その理由は、北極南極地方に近い地球磁極にむかって、太陽から放射される電子シャワーが引きつけられ、極地周辺にしか降りそそがず・・・
その結果、地球上層大気の水素、窒素、酸素などの原子を刺激してネオンサインのような光を発するのですから、赤道から中緯度付近では見えないのが当然というわけです。
なんとなく意地の悪い話であるのですが、それがゼッタイ見えないということもないのです。
古い天文気象に関する古記録を見ると、ときたま「赤気見ゆ」といった記事があります。